8月から9月にかけて計13回の情報セキュリティ研修を無事に終了させました。
9月は2週間毎日、終日の研修が連続し、正直、体がもつか心配でしたが・・・・
本気でがんばればなんとか道が開けるものですね(笑)

セキュリティの研修は数え切れないくらいやりましたが毎回感じることがあります。

技術的に詳しい人が必ず1人か2人参加しているのですが・・・・・
大切な会社の組織運営に興味を持たない方が相当数いる、ということです。

俺は技術的にも詳しいから、こんな研修受けても意味がない、と言わんばかりに。
呼びかけしても白けた態度で知らんぷり・・・
質問しても手は上げない・・・・
グループ学習でも他のメンバーを冷ややかな態度で見ている。

僕の研修は知識習得ではなく参加者に組織作りの課題を考えてもらう研修です。
リーダーとしてメンバーの前でどのように振舞えばよいのかを考えてもらうのです。
なので幾ら知識が豊富でも、研修で考えなければならない課題はたくさんあるのですが。

一見すると腹立たしい感じもします(笑)が、それ以上に・・・・・

実はこのような態度を取るリーダーの配下の組織はとても心配になります。
現場で部下や職員が発している様々なサイン(ヒヤリハット)やお客様の声に裏に潜むクレームに気付づいてないんじゃないか?
専門知識が豊富になった反面、組織としてのEQが低下しているんじゃないかと。

頭で判ることと、実際に行動できることは全く違う。
詳しい技術や知識から、自分の職場のリスクを予見して予め手を打つ。
これがリーダーの仕事のはずですね。

このことに気付いていただけるよう、メッセージをさらに工夫しなくては、と思います。
反面教師がいたおかげで大切な課題が見つかりました!(笑)

クリエイトバリュー
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